家庭菜園のジャガイモを守る!病害虫対策のコツを経験から解説

Aug 19,2026

「ジャガイモって、そんなに簡単に病気や虫にやられるの?」これ、私が初めてジャガイモ栽培に挑戦したときに抱いた素直な疑問です。答えは、はい、正直言って、多くの害虫や病気があなたのジャガイモを狙っています。 でも、だからといって諦める必要はまったくありません。この記事を読めば、あなたも「ああ、これならできる」と安心できるはず。私はこれまで何度もジャガイモを育ててきて、コロラドハムシに葉を食べ尽くされたり、疫病で株が枯れたりと、散々な経験をしてきました。でも、そのたびに学んだんです。大切なのは、「正しい知識」と「ちょっとした予防習慣」だけ。たとえば、週に一度の葉の裏チェックや、輪作を意識した植え付け計画。これらを実践するだけで、驚くほど被害を減らせると実感しています。このガイドでは、私が実際に試して効果を感じた、ジャガイモを脅かす主要な害虫と病気の見分け方、そして、あなたの畑を守るための具体的な対策を、わかりやすくお伝えします。さあ、一緒に、健康で大きなジャガイモを収穫するための第一歩を踏み出しましょう。

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ジャガイモの害虫とその対策

ジャガイモ栽培で最初に直面するのが害虫問題。あなたの畑のジャガイモを狙う敵は、実にたくさんいる。でも焦る必要はない。知識とちょっとした予防策で、被害は大きく減らせる。私も最初は混乱したけど、実際にやってみると「これなら大丈夫」と実感できた。

1. コロラドハムシ

名前からして「ジャガイモ専門」と思いきや、この虫はナス科の植物なら何でも食べる。トマト、ピーマン、ナスにも被害を出す。成虫は黄橙色で黒い縞模様、幼虫はピンク色で頭が黒い。毎年、私の畑でも一番警戒している害虫だ。

成虫も幼虫も葉を食べるが、特に3齢から4齢の幼虫の食害が激しい。彼らはたった48時間でジャガイモの葉をすべて食べ尽くす。開花期のジャガイモでは、たった6%の葉が食べられただけで株が枯れることもある。対策としては、専用の殺虫スプレーを使うのが確実。私は早期発見のために、週に一度は葉の裏をチェックしている。特に春先に土の中から出てきた成虫を見つけたら、すぐに手で捕まえるようにしている。この一手間で、後の大発生を防げる。

2. ジャガイモヨコバイ

成虫は黄緑色で本当に小さく、見つけるのが難しい害虫だ。幼虫はさらに小さくて羽がない。この虫が厄介なのは、年に3~4世代も発生すること。一度発生すると、次々と増え続ける。

彼らは口針を葉に差し込んで汁を吸う。すると、葉脈が青白くなり、葉が丸まる。さらに葉先が黄色くなり、「ホッパーバーン」と呼ばれる症状が出る。こうなると株の成長が止まり、収量が大幅に減る。私の経験では、5月中旬から下旬にかけて最初の発生を見つけるのが鍵。見つけ次第、多目的殺虫石鹸スプレーを散布する。株全体にまんべんなくかけるのがコツ。葉の裏側にもしっかりとスプレーしないと効果が半減する。

家庭菜園のジャガイモを守る!病害虫対策のコツを経験から解説 Photos provided by pixabay

3. アブラムシ

アブラムシは菜園でよく見かける害虫だ。緑色か黒色で、葉の裏に群生している。春になると成虫が飛来し、適した植物を見つけると、そこで羽を落として住み着く。そして次々と子どもを産み、その子どももすぐに産む。繁殖力がものすごい。

植物の汁を吸われたジャガイモは、葉に淡い緑色の斑点ができ、葉縁が丸まる。ひどい場合、収量が60%も減ることもある。私が実践しているのは、天敵を呼び込む方法。テントウムシが一番好きな天敵だが、クサカゲロウの幼虫や寄生バチも効果的。ただし、他の害虫用の殺虫剤を使うと、これらの天敵も死んでしまう。使うタイミングを間違えると逆効果なので、注意が必要だ。Amazonでテントウムシを購入して放す方法もある。私も一度試したが、確かに効果はあった。

4. コメツキムシの幼虫(ハリガネムシ)

ハリガネムシは、名前の通り針金のように細長い幼虫。黄褐色で体長は約2.5センチ。種イモを植えた直後から、種イモを食べ始める。前年まで草地だった場所や休耕地だった場所では、特に発生しやすい。私も初めて畑を作ったときに、この虫に悩まされた。

植え付けの1か月前に、未処理の小麦やトウモロコシ、ジャガイモを土に埋めておくテストが有効。10日後に掘り出して、1個以上のハリガネムシがついていたら対策が必要。放置すると、種イモ、苗、そして収穫前のイモまで食べられる。私の対策は、生のジャガイモを土に埋めておくトラップ。1週間ごとにチェックし、ついた虫を捕まえて処分する。少し手間だが、確実な方法だ。

ジャガイモの病気とその対策

害虫だけじゃない。ジャガイモにはいくつかの厄介な病気もある。だって、葉っぱや茎、そして地中のイモまで、あらゆる場所が感染の標的になる。初期症状を葉で見つけられれば、まだ対処できる。私が毎年気をつけている4つの病気を紹介する。

1. 疫病(晩期疫病)

疫病はジャガイモ栽培で最も警戒すべき病気の一つ。原因はカビの一種で、葉、茎、イモのすべてに感染する。風に乗って畑中に広がる。最初は不規則な黒い斑点が現れ、だんだん大きくなる。葉の表面には緑色の輪ができ、裏面には白いカビが見えることもある。イモに感染すると、暗褐色や紫色の斑点が出る。

対策は総合的なアプローチが重要。まず、抵抗性品種を選ぶこと。例えば、バーピー社の「ジャーマンバターボール」という品種は比較的強い。次に、感染源を畑から遠ざけること。他の感染作物や残渣を近くに置かない。そして、気象条件に注意すること。気温が10℃以上で、湿度が90%以上の時間が6時間以上続く日が2日続くと、感染リスクが高まる。この条件に当てはまったら、予防的に殺菌剤を使う。私もこのパターンを見逃さず、早めにスプレーするようにしている。

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3. アブラムシ

この病気は土壌中にいるカビが原因。葉に同心円状の病斑が現れるのが特徴で、「標的斑点」と呼ばれる。最初は下の方の葉に小さな黒い斑点ができ、それが大きくなって葉の組織を枯らす。発芽から数週間後に現れることが多い。

予防には、畑の残渣や雑草をきれいに取り除くこと。輪作も効果的。さらに、植物にストレスを与えないこと。水切れや肥料不足があると、病気の影響が大きくなる。私の畑では、昨年ジャガイモを植えた場所には、今年は違う科の野菜を植えるようにしている。もし病気が急速に広がったら、疫病と同じ殺菌剤を使う。ただし、初期対応が遅れると手遅れになるので、早めのチェックが大事だ。

3. そうか病(コモンスカブ)

この病気はイモの表面にできる病気。最初は小さな病変ができ、それが拡大して不規則な形になり、色が薄い茶色から濃い茶色に変わる。見た目が悪くなるだけで、味には影響がない。ただし、見た目が悪いと売り物にならない。

原因はイモが成長し始めてから3~6週間の間の乾燥。この時期に土壌が乾燥していると、イモが感染しやすい。だから、この時期は週に1~2回の灌水が必須。私の経験では、細かい質感で水はけの良い土を使うこと、清潔な種イモを使うこと、輪作をすること。これらの対策を組み合わせれば、そうか病の発生は大幅に減らせる。ちなみに、そうか病に感染したイモも、皮を厚くむけば普通に食べられる。

4. 黒あし病と軟腐病

黒あし病は細菌が原因の深刻な病気。同じ細菌がイモの軟腐病も引き起こす。まず茎の地上部が黒くなり、上の葉が丸まる。株全体が黄緑色になって生育が止まる。茎がぬるぬるした緑褐色の腐敗を起こし、倒れることもある。症状は天候によって変わる。

イモの場合は、傷口やレンズ状の穴、ストロン(茎とイモをつなぐ部分)の端から腐敗が始まる。患部は柔らかく、クリーム色で湿っている。健康な部分との境目がはっきりしている。時間が経つと、強烈な悪臭を放つ。残念ながら、この病気には有効な化学処理がない。だから、予防が全て。認証された無病種イモを使うこと、水のやりすぎに注意すること、感染した株を見つけたらすぐに取り除くこと。私は感染株を見つけたら、周りの土ごとビニール袋に入れて処分する。これで他の株への感染を防ぐ。

予防と管理のためのベストプラクティス

ここまで害虫と病気を個別に見てきたけど、「じゃあ、どうすればいいの?」という根本的な疑問に答える。実は、多くの問題は共通の予防策で防げる。私が実践している「黄金の3ルール」を紹介しよう。

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3. アブラムシ

輪作は最も基本的で効果的な予防策。同じ場所にナス科の植物(ジャガイモ、トマト、ナス、ピーマン)を続けて植えない。最低でも3年、理想的には4年は間を空ける。これは、土壌中にいる病原菌や害虫の卵を減らすためだ。

私の畑では、ジャガイモの後には必ずマメ科の植物を植える。例えば、エダマメやインゲン。これらは土壌に窒素を固定してくれるので、翌年の野菜の肥料になる。また、堆肥をしっかりと入れて土壌の微生物を活性化させる。健康な土壌は、病気に強い植物を育てる土台になる。除草も重要。雑草は害虫の隠れ家になるし、病原菌の宿主にもなる。特に、ナス科の雑草(イヌホオズキなど)は、コロラドハムシの発生源になる。私は畑の周りも含めて、雑草はこまめに抜くようにしている。

品種選びと種イモの管理

病害虫に強い品種を選ぶことは、最初の防御線。近年は、疫病やそうか病に抵抗性を持つ品種が増えている。例えば、「キタアカリ」や「メークイン」は比較的病気に強い。私は毎年、認証された無病種イモを購入している。種イモの段階で病気を持ち込まないことが、成功の鍵だ。

種イモは植え付け前に、温かくて明るい場所で2~3週間「芽出し」をする。これで発芽が早くなり、害虫や病気にやられるリスクが減る。芽出しの際は、種イモが重ならないように並べる。また、植え付け前に種イモを切る場合は、切った面を乾燥させる。切ったばかりの種イモを植えると、腐敗菌が入りやすい。私は切った後、1~2日陰干ししてから植えている。この一手間で、黒あし病や軟腐病のリスクが減る。

まとめに代えて:持続可能な栽培のポイント

ここまで害虫と病気の話をしてきたけど、一番大事なのは「予防は治療に勝る」という考え方。私が何年もジャガイモを育ててきて実感しているのは、健康な植物は強いということ。適切な水やり、十分な日光、バランスの良い肥料。これらを守れば、植物本来の抵抗力が発揮される。

定期的なチェックと早期発見

週に一度は畑を歩き、葉の裏や茎の状態を確認する習慣をつける。害虫や病気の初期症状は、小さな変化として現れる。例えば、葉に小さな穴が開いていたらコロラドハムシ、葉が丸まっていたらアブラムシ、葉に黒い斑点があったら疫病。早期発見できれば、被害を最小限に抑えられる。

私のチェック方法は、まず畑の端から端まで歩き、全体の様子を見る。次に、特に気になる株を数本選んで、葉の裏や茎をじっくり観察する。この時、ルーペを使うと小さな害虫や初期の病斑が見つけやすい。見つけたら、すぐに対策を取る。手で捕まえられるものは捕まえ、スプレーが必要なら散布する。放置すると、あっという間に広がる。特に、雨の後や高温多湿の時期は要注意。この時期は、週に2回のチェックに増やすこともある。

総合的な病害虫管理(IPM)の実践

IPMとは、化学薬品だけに頼らず、様々な方法を組み合わせて病害虫を管理する考え方。私のIPMの実践例を紹介しよう。まず、天敵を活用する。テントウムシやクサカゲロウが来やすいように、畑の周りに花を植える。特に、セリ科の花(ディルやパセリ)は寄生バチを呼び寄せる。次に、物理的な防除。ハリガネムシにはトラップ、アブラムシには水の勢いで吹き飛ばす。最後に、どうしても必要な時だけ、環境に優しい殺虫剤や殺菌剤を使う。この順番を守ることで、化学薬品の使用量を最小限に抑えられる。

IPMは、「やらないよりはやった方がいい」というレベルの話ではない。実際、私の畑ではIPMを導入してから、病害虫の発生頻度が明らかに減った。そして、収穫量も安定した。何より、農薬を使う回数が減ったことで、土壌の生態系が健全になったと感じる。ミミズが増え、土が柔らかくなった。これは、長期的に見ると大きなメリットだ。

よくあるQ&A:私の経験から

あなたは「これだけの害虫や病気を全部同時に対処できるのか?」と疑問に思うかもしれない。答えは「できる」。なぜなら、多くの問題は同じ予防策で防げるから。輪作、品種選び、灌水管理、そして定期的なチェック。これらを徹底すれば、ほとんどの問題は未然に防げる。私も最初は「全部無理だ」と思った。でも、一歩ずつ取り組めば、確実に結果は出る。

もう一つ、「一度病気になった畑は、もうジャガイモが作れないのか?」という質問もよく聞く。答えは「そんなことはない」。確かに、土壌病害が発生した場所では、すぐにジャガイモを植えるのは避けた方がいい。でも、輪作と土壌改良を続ければ、数年後には再びジャガイモが作れるようになる。私の経験では、最低3年の輪作期間を設け、その間に堆肥や緑肥を投入して土壌を改善すれば、ほぼ元の状態に戻せる。諦めずに、コツコツと土作りを続けることが大切だ。

比較表:主要な病害虫の特徴と対策

以下の表は、私が最も頻繁に遭遇する4つの病害虫と4つの病気をまとめたもの。これを見れば、あなたの畑で何が起きているか、すぐに判断できるはずだ。

病害虫名主な症状発生時期推奨対策
コロラドハムシ葉に穴、幼虫は葉を食べ尽くす春から初夏専用殺虫スプレー、手で捕獲
ジャガイモヨコバイ葉脈が青白く、葉が丸まる(ホッパーバーン)5月中旬から殺虫石鹸スプレー、早期発見
アブラムシ葉に淡い斑点、葉縁が丸まる春から秋天敵(テントウムシなど)の活用
ハリガネムシ種イモやイモに穴植え付け直後からトラップ(生のジャガイモ)
疫病(晩期疫病)葉に不規則な黒い斑点、白いカビ湿度が高い時期抵抗性品種、殺菌剤
Alternaria病葉に同心円状の病斑発芽後数週間残渣除去、輪作、殺菌剤
そうか病イモ表面に褐色の病斑イモ肥大期(乾燥時)灌水、輪作、清潔な種イモ
黒あし病・軟腐病茎が黒く腐敗、イモが軟らかく腐る生育期全般無病種イモ、適切な灌水、感染株の除去

この表で重要なのは、発生時期と対策の組み合わせ。例えば、春先にコロラドハムシの成虫を見つけたら、すぐに手で捕まえる。5月になったらヨコバイの発生に注意する。雨が続いたら疫病のリスクが高まる。このように、季節ごとに注意すべきポイントを押さえておけば、慌てずに対応できる。

害虫対策の落とし穴:意外な盲点とは?

ここまで主要な害虫を紹介してきたけど、私が実際に何度もやらかした「意外な盲点」をシェアしたい。例えば、コロラドハムシだけに気を取られていると、他の小さな害虫が静かに増えている。これ、本当によくあるパターンだ。

目に見えない脅威:土の中の敵

あなたは土の中にも敵が潜んでいることを忘れていないか?私は最初、葉っぱばかり見ていた。でも、ハリガネムシやネグサレセンチュウのような土壌害虫は、気づいた時には手遅れというケースが多い。

実際、ある調査によると、ジャガイモ栽培で最も収量を減らす原因の約30~40%は土壌病害虫が関係している。特に、連作を続けている畑ではその割合が跳ね上がる。私の友人は3年連続で同じ場所にジャガイモを植えて、2年目から徐々に収量が減り、3年目には最初の年の半分以下になった。原因を調べたら、土壌中のネグサレセンチュウが急増していた。彼は「葉っぱは元気だったのに」と驚いていたが、土の中の被害は地上に現れにくい。だからこそ、土壌消毒や輪作が欠かせない。私の畑では、植え付け前に土壌のサンプルをチェックしてもらうようにしている。簡単なキットでpHや有機物量も測れる。この一手間が、後々の大きな差になる。

天敵を味方につけるコツ

「天敵を放せば万事解決」と思っていないか?実は、天敵だけに頼るのも危険だ。例えば、テントウムシを放しても、餌となるアブラムシが少なければ、すぐにいなくなってしまう。

私が学んだのは、天敵が定着する環境を先に作ること。具体的には、畑の周りに蜜源となる花を植える。セリ科の花(ディル、パセリ、コリアンダー)は寄生バチを呼び寄せるし、キク科の花(ヒマワリ、マリーゴールド)はクサカゲロウを引きつける。ある研究によると、こうした「バンカープランツ」を設置した畑では、アブラムシの発生が約50~60%も抑えられたというデータがある。私は畑の端にマリーゴールドを列植している。見た目もきれいだし、天敵が定着しやすくなる。さらに、殺虫剤の使用を最小限に抑えることも大切。広範囲の殺虫剤を使うと、天敵も一緒に死んでしまう。どうしても必要な時は、対象害虫だけに効果のある選択性の高い薬剤を選ぶ。例えば、BT剤( Bacillus thuringiensis )は幼虫にしか効かないので、テントウムシには影響が少ない。この「天敵ファースト」の考え方、ぜひ試してみてほしい。

病気の早期発見:チェックリストと判断基準

病気の対策で一番大事なのは「早期発見」。でも、「どのタイミングでどうチェックすればいいの?」と迷う人も多い。そこで、私が毎年使っているチェックリストを公開しよう。

週1回の「5分チェック」習慣

週に1度、5分だけ時間を作ってほしい。私のやり方は、まず畑の端から端まで歩きながら、全体の色と形を観察する。特に、葉の色が一部だけ違う株、成長が遅れている株、葉が丸まっている株に注目する。

次に、気になる株を3~5本選んで、ルーペで葉の裏と茎の根元をじっくり見る。この時、チェックすべきポイントを頭に入れておく。例えば、葉の裏に小さな虫がいないか?(アブラムシやヨコバイの初期)、葉に黒い斑点や白いカビがないか?(疫病のサイン)、茎の根元が黒く変色していないか?(黒あし病の兆候)。私の経験では、この5分チェックで約80%の問題を早期発見できる。もし何か異常を見つけたら、すぐに写真を撮って記録する。スマホのカメラで十分だ。後で対策を調べる時に役立つ。また、雨の後や高温多湿の時期は、チェック頻度を週2回に増やす。病気は湿気で急に広がるからだ。この習慣を続ければ、あなたも「畑の医者」になれる。

症状から原因を特定するフローチャート

「葉に斑点が出たけど、これがどの病気か分からない」という経験はないか?私は初心者の頃、何度も迷った。そこで、簡単なフローチャートを作った。

まず、斑点の形を確認する。もし斑点が同心円状(標的のよう)なら、Alternaria病(早期疫病)の可能性が高い。斑点が不規則で、周りが黄緑色の輪になっていたら、疫病(晩期疫病)を疑う。次に、斑点の位置を見る。下の方の葉から始まっているならAlternaria病、株全体に均等に広がっているなら疫病。さらに、天候を思い出す。最近雨が続いていて湿度が高いなら、疫病のリスクが高い。乾燥が続いているなら、そうか病やハダニの可能性も考える。このフローチャートを使えば、あなたの畑で何が起きているか、約80%の確率で特定できる。ただし、最終的な判断は専門家に任せるのが安全だ。私はどうしても判断に迷う時は、農業試験場やJAの営農指導員に相談している。彼らは無料でアドバイスしてくれるし、場合によってはサンプルを検査してくれる。遠慮せずに頼るのが、プロのやり方だ。

予防の新常識:自然の力を借りる方法

最近は、化学農薬に頼らない予防法が注目されている。私もここ数年、自然の力を最大限に活用する方法を試してきた。驚くほど効果的なので、いくつか紹介しよう。

コンパニオンプランツの意外な効果

「一緒に植えるだけで害虫が減る」という話、信じるか?実は、これは科学的に証明されている。例えば、ジャガイモのそばにマリーゴールドを植えると、線虫(ネグサレセンチュウ)の数が減るという研究結果がある。

私の畑では、ジャガイモの列の間にニラやチャイブを植えている。ニラの強い匂いがアブラムシやコロラドハムシを遠ざける効果があるらしい。ある実験では、ニラを一緒に植えた区画では、コロラドハムシの発生が約40~50%減少したというデータがある。もちろん、完全に防げるわけではない。でも、薬剤を使う回数を減らせるのは確かだ。もう一つ試しているのが、ジャガイモとインゲンの混植。インゲンは窒素を固定してくれるので、ジャガイモの肥料になる。さらに、インゲンの花は受粉を助ける昆虫を呼び寄せる。一石二鳥どころか三鳥の効果だ。注意点は、混植する植物の相性を事前に調べること。例えば、ジャガイモとトマトは同じナス科なので、病害虫を共有しやすい。一緒に植えるのは避けた方がいい。

自家製スプレーのレシピと使い方

市販の農薬に頼りたくないけど、手軽な対策が欲しい。そんなあなたに、私が実際に使っている自家製スプレーを教える。材料は台所にあるものばかりだ。

まず、ニンニクと唐辛子のスプレー。作り方は簡単。ニンニク2片と唐辛子2本をみじん切りにし、水500mlに一晩漬ける。翌日、濾してスプレーボトルに入れる。これをアブラムシやヨコバイが発生したら、葉の裏にたっぷりかける。ニンニクの刺激臭が害虫を寄せ付けなくする。ただし、効果は約3~5日しか持続しないので、週に2回の散布が必要。もう一つ、重曹スプレー。水1リットルに重曹小さじ1と液体石鹸数滴を混ぜる。これはうどんこ病や疫病の予防に効果的。特に雨の前に散布すると、胞子の定着を防げる。ある研究では、重曹スプレーを使った畑では、疫病の発生が約30%抑制されたという報告もある。私もこれを試して、確かに効果を実感した。注意点は、濃度が濃すぎると葉を傷めること。必ず薄めて使うこと。また、散布は早朝か夕方の涼しい時間帯に行う。昼間の強い日差しの下でかけると、葉焼けの原因になる。自家製スプレーは安上がりで安全だが、過信は禁物だ。被害が大きくなったら、迷わず専門の薬剤を使う勇気も必要だ。

収穫後の管理:来年に向けた準備

収穫が終わったら、「もう終わり」じゃない。実は、収穫後の管理が来年の出来を左右する。私が毎年実践している3つのポイントを紹介する。

残渣処理と土壌消毒

収穫後の畑にジャガイモの残渣を放置していないか?これは、病害虫の温床になる。例えば、疫病に感染した茎や葉をそのままにしておくと、病原菌が土壌中で越冬し、来年再び発生する。

私のやり方は、収穫後すぐに全ての残渣を取り除き、畑の外で処分する。燃えるゴミとして出すか、専門の業者に依頼する。絶対に堆肥にしない。堆肥の温度が十分に上がらないと、病原菌が生き残ってしまう。次に、土壌消毒として、太陽熱消毒(ソラリゼーション)を行う。夏場の最も暑い時期に、透明なビニールシートを土の表面に敷き、約3~4週間放置する。太陽の熱で土壌温度が50℃以上になり、多くの病原菌や害虫の卵が死滅する。ある試験では、この方法で疫病菌の約90%以上が死滅したというデータがある。私の畑でも、これを毎年続けた結果、病害虫の発生が明らかに減った。さらに、緑肥を植えるのも効果的。収穫後、すぐにライ麦やヘアリーベッチなどの緑肥を播種する。これらは土壌を覆い、雑草の発生を抑え、有機物を補給してくれる。春先にすき込めば、立派な肥料になる。一石三鳥の方法だ。

種イモの保存と次作の計画

収穫したイモを来年の種イモに使うつもりか?それはリスクが高い。特に、目に見えない病気を持っている可能性がある。私は毎年、認証された無病種イモを購入している。

もし自分で種イモを保存するなら、健全なイモだけを選び、冷暗所で保存する。温度は4~10℃、湿度は80~90%が理想。直射日光を避け、風通しの良い場所に置く。約3~4週間ごとにチェックし、腐ったものや芽が出たものは取り除く。私の経験では、保存中に約5~10%のイモが傷む。だから、多めに保存しておくことをおすすめする。次作の計画では、必ず輪作を組み込む。今年ジャガイモを植えた場所には、来年はマメ科(エダマメ、インゲン)かウリ科(カボチャ、キュウリ)を植える。その次の年はアブラナ科(キャベツ、ブロッコリー)かキク科(レタス、シュンギク)。そして4年目に再びジャガイモに戻す。このローテーションを守れば、土壌病害虫のリスクを大幅に減らせる。私はこの計画をノートに書き、毎年確認している。面倒に思えるかもしれないが、一度習慣にしてしまえば、畑の健康状態が格段に良くなる。あなたもぜひ試してみてほしい。

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FAQs

Q: コロラドハムシはジャガイモだけを食べる害虫ですか?

A: いいえ、実は違います。名前から「ジャガイモ専門」と思いがちですが、この虫はナス科の植物なら何でも食べる厄介者です。トマト、ピーマン、ナス、さらにはタバコやイヌホオズキなどの雑草にも被害を出します。私も毎年畑で警戒している害虫で、成虫は黄橙色に黒い縞模様、幼虫はピンク色で頭が黒いのが特徴です。特に怖いのは3齢から4齢の幼虫で、たった48時間でジャガイモの葉をすべて食べ尽くしてしまうことも。開花期のジャガイモでは、6%の葉が食べられただけで株が枯れるケースもあるんです。私の対策は、週に一度は葉の裏をチェックし、春先に土の中から出てきた成虫を見つけたらすぐに手で捕まえること。この一手間で、後の大発生を防げます。もし発生が確認できたら、専用の殺虫スプレーを使うのが確実ですよ。

Q: ハリガネムシ(コメツキムシの幼虫)の被害を防ぐにはどうすればいいですか?

A: ハリガネムシは、名前の通り針金のように細長い黄褐色の幼虫で、体長は約2.5センチ。種イモを植えた直後から、種イモや苗を食べ始めます。前年まで草地だった場所や休耕地では特に発生しやすいので、私は植え付けの1か月前に必ずテストを実施しています。未処理の小麦やトウモロコシ、ジャガイモを土に埋めておき、10日後に掘り出して1個以上のハリガネムシがついていたら対策が必要です。放置すると、種イモだけでなく収穫前のイモまで食べられてしまいます。私の実践している対策は、生のジャガイモを使ったトラップ法。ジャガイモを細かく切って土に「植え」、1週間ごとにチェックしてついた虫を捕まえて処分します。少し手間はかかりますが、確実な方法です。もし被害が深刻なら、輪作を徹底し、同じ場所にナス科の植物を続けて植えないようにしましょう。

Q: アブラムシが発生したら、すぐに殺虫剤を使うべきですか?

A: いえ、私はまず殺虫剤に頼らず、天敵を活用することをおすすめします。アブラムシは緑色か黒色で、葉の裏に群生しています。春に成虫が飛来し、適した植物を見つけると次々と子どもを産み、繁殖力がものすごいんです。汁を吸われたジャガイモは葉に淡い斑点ができ、葉縁が丸まり、ひどい場合には収量が60%も減少します。私の第一選択は、テントウムシやクサカゲロウの幼虫、寄生バチなどの天敵を呼び込む方法です。畑の周りにセリ科の花(ディルやパセリ)を植えると、寄生バチが集まります。もしどうしても化学薬品が必要なら、多目的殺虫石鹸スプレーを使い、葉の裏側にもしっかりと散布します。ただし、天敵がいる時期に使うと逆効果になるので、タイミングを見極めることが重要です。Amazonでテントウムシを購入して放す方法も効果的でしたよ。

Q: 疫病(晩期疫病)の発生条件と、その対策を教えてください。

A: 疫病はジャガイモ栽培で最も警戒すべき病気の一つで、原因はカビの一種。風に乗って畑中に広がり、葉、茎、イモのすべてに感染します。私が特に注意しているのは、気象条件です。気温が10℃以上で、湿度が90%以上の時間が6時間以上続く日が2日続くと、感染リスクが急激に高まります。この条件に当てはまったら、予防的に殺菌剤を使うのが賢明です。最初の症状は、葉に不規則な黒い斑点が現れ、だんだん大きくなること。葉の表面には緑色の輪ができ、裏面には白いカビが見えることも。イモに感染すると、暗褐色や紫色の斑点が出ます。私の対策は、抵抗性品種を選ぶこと。例えば、バーピー社の「ジャーマンバターボール」という品種は比較的強いです。また、感染源を畑から遠ざけるために、他の感染作物や残渣を近くに置かないようにしています。もし感染が確認できたら、すぐに感染株を取り除き、周囲の土ごと廃棄します。

Q: そうか病(コモンスカブ)にかかったジャガイモは食べられますか?

A: はい、味には影響がないので、普通に食べられます。ただし、見た目が悪くなるので、売り物にするには適しません。そうか病は、イモの表面に小さな褐色の病変ができ、それが拡大して不規則な形になる病気です。原因は、イモが成長し始めてから3~6週間の間、土壌が乾燥していること。この時期に灌水が不足すると、イモが感染しやすくなります。私の対策は、この重要な時期に週に1~2回の灌水を徹底すること。また、細かい質感で水はけの良い土を使うこと、清潔な種イモを使うこと、輪作をすることも効果的です。もしそうか病が発生したら、皮を厚くむいて調理すれば問題なく食べられます。私の経験では、輪作を3年以上続け、堆肥をしっかり入れることで、発生頻度が大幅に減りました。土壌のpHが高い場合も発生しやすいので、必要ならpHを調整することも検討してください。

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